原型制作最終工程

FRP制作:キャンバスのマウント原型制作【後半】

前半で出来上がった原型のパーツの不要な部分をカットします。

同じ高さにする必要があるので、平らな面を下にして、高さを固定したシャープペンでマーキングしていきます。

原型パーツを回転させることで、同じ高さでカットする箇所にマークをつけることができます。

円形の高さを綺麗にだすために、高さを固定したシャープペンで線をひく
原型制作:シリコン型から取り外した原型のパーツ

カットにはルーターを使う

ここは細かな作業が必要になります。

書いた線に合わせて、ルーターを使ってカットしていきます。

線の高さに合うようにルーターも固定して、原型パーツを回転させることで、同じ高さでカットすることができました。

数年前に買ったDREMELのルーターが、今回の制作でかなり重宝しています。

このルーターには、いろんなパーツが付属しているので、DIY好きは買っておいて損はありません!

線に合わせてカット

原型パーツの板を追加で作成

ガラスマットが余っていたので、板もFRPで作ることにしました。

作り方は簡単で、真っ平らな面にPP板を置き、その上にガラスクロスを敷いて樹脂で固めるだけ。ちゃんと脱泡はしておきましょう。

見た目は悪いですが、平らな板ができればOKなので、問題ありません。

不要なガラスマットを使って、平らな板を作る

タルクパテでパーツを接着

またまた登場タルクパテ。

接着剤でいいじゃないかと思うかもしれませんが、それでは問題が少し出てきます。

板とカットしたパーツを接着するために、タルクのパテを作る

タルクパテを使うと、FRP同士を接着することができる上、接着後にヤスリで削るなどの加工がしやすいところが良いです。もし通常の接着剤の場合だと、ヤスリでの加工ができなかったり、接着面にできるちょっとした凸凹を埋めることもできません。

カットしたパーツの内側と外側にパテを塗って、板に貼り付ける

パテを円形の原型の内側と外側に塗り、板に直接貼り付けます。

パテの食いつきをよくするために、予め両方のパーツは200番程度のヤスリをかけておきましょう。

動かないように、重しを乗せてしっかりと固定

上から重しをおいて、あとは硬化を待ちます。

硬化後の最終加工で原型完成

先に原型の写真をお見せします。

板の部分もカットし、原型の出来上がり

ここまで仕上げるために、プラサフを重ねてはヤスリがけをする工程を繰り返します。布ヤスリで水研ぎをし、乾いたらまたプラサフを重ねてヤスリがけ。

時間がかかる作業でしたが、まぁまぁの仕上がりです。

布ヤスリは200番から始め、400番、600番、1000番で終わらせました。

プラサフはロックペイントのプラサフを使っています。

ソフト99のボデーペンプラサフも使ったことがありますが、塗り重ねた時のピンホールの埋めやすさや、研磨のしやすさ、霧の細かさから、私はロックペイントのプラサフを使うようになりました。

ホームセンターでもあまり売っていないので、ネットで買い置きしておくのが良いですよ。

次回はこの原型からシリコン製のメス型を作る工程です。


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