いずれ無ではない0へ帰る

私たちは0から始まり、いつまで経っても1までしか成長できず、2になることはできないまま時を過ごし、いつか0に戻るのである。
無数の0.00000…1が、この限られた世で一つになったとしても、それはまだ0のすぐ側にある。
この有限の中にある「0」とは、ただ簡単に数えられないだけであり、「0」が存在しているのである。
始まりと終わりの「0」は、決して無ではないと言えないだろうか。

本展では古本征士が創り出した、本質に近づく表現を追求する「表現者」としての作品の数々を展示。
「目に見えるものだけが全てではない。触れ、見つめ、対話して、やっと対象の本質の輪郭が見えてくる。」
作品を見つめ続けて、あなたの心と対話をしてください。